ホームページを発注する時のポイント

ホームページを外注する上で重要なポイントを以下に纏めました。筆者は制作者でありますが、同時に発注者でもあるので、自分がページ作成をする上で注意しているポイントです。

目的を纏めておく

私は「誰に向けて」「どういうシチュエーションで」「何を見せて」「どのような反応を期待するか」を纏めることにしています。

まず「誰に向けて」=ターゲットユーザが纏めきれていないと、デザインワークが上手くいきません。どんなに打ち合せしても満足がいくものが仕上がらないのです。

例えば不動産ホームページですと「学生」「社会人」では世代も違いますし感性も違います。社会人も一人暮らしなのか、家族なのかでも大きく異なります。

印象は重要

ターゲットを決める事はページデザインの方向性を決める事に繋がります。そして、これこそが成功と失敗の分かれ目になります。
デザインがマッチしていないと感じると多くのユーザは最初の1ページで見るのを止めてしまいます。

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これを「直帰(ちょっき)」と言うんですが、平均的なサイトでも50%以上は直帰、デザインがアンマッチだと80%以上が直帰してしまう事も少なくありません。しかも滞在時間が数秒という事も多く、「読んでもらえば判る=NG」なんですね。

目的は段階を決めて

ホームページの最終目的は「問い合わせを受ける(反響)」でしょう。しかし、直ぐに反響が取れるサイトになる事はまずありません。
多くの成功しているサイトは小さな改善の積み重ねによるものです。

なので目的の1つは「改善すべきポイントが判るサイト作りをする」にすべきなのです。非常に重要なことですが、こういう視点でホームページ作成をしている人は意外に少ないのです。

成功者が限られる理由も「改善を目的としていない」人が大半だからかもしれません。

【関連】SEOは反響獲得に寄与するか?SEOと直帰率

必ず提案を受ける事

ページの作成方針や予算内で可能な範囲を明確にする必要があります。数社をピックアップして必ずプレゼンを受けましょう。発注してから提案を受けると、「こんなはずじゃなかった」「この金額ではここまでしかできない」というトラブルに必ず発展します。

また、最初は同意を得ているように見えても、細部まで詰めて行くと、当初とはかけ離れた状態になる場合もあります。デザインや金額だけに拘り、目的を共有できていない時に起るトラブルです。

「改善すべきポイントが判るサイト作りをする」提案を受けるようにしましょう。

改善施策を予め設定しておく

「改善施策を予め設定しておく(KPI)」と言っても、ホームページ作成が初めての方には何から手を付けたら良いのかすら判らないと思います。なので、ここは業者に「改善施策を予め設定した提案」をしてもらうのが一番です。

もし、あまりホームページ作成業者が改善提案について熱心でないようなら、発注しない方が無難です。業者から見れば、改善作業は「手間が掛かる」「設定も地味に大変」「かといって大きな金額は請求できない」ので、お茶を濁す場合も多いようですが、そうした短期の結果しか考えられない業者さんと長くつきあうのは無理だと思います。

とは、いってもあまりに過酷な作業内容ですと受けてくれる業者が無くなってしまいますので・・・・、ある程度自分で修正できるように習得していくことも重要です。

定番の改善ポイント

  • 直帰率を減らす
  • 滞在時間を延ばす
  • ページ閲覧数を増やす
  • リピーターを増やす
  • 問い合わせページに入るユーザを増やす

上記の5つが定番の改善ポイントです。「問い合わせ数を増やす」は各項目を改善して行けば必ず達成できます。

ベンチマーク対象を決めておく

既に世の中には沢山のサイトが存在しているのですから、暗中模索で作る必要等ありません。参考サイトをベースにオリジナリティを出すように依頼をして行けば良いのです。

そのためには「ライバルサイトを3〜5」「目指したいサイトを3〜5」ピックアップしておきましょう。
それをホームページ作成業者に提示する事で、金額面ではあまりブレの無い見積もりが出てきやすくなると思います。また、以後の提案も十分に満足の行く形になる確率が高まります。

予算感を知っておく

ホームページの制作料金は、標準的なものがありませんので相場から考えるしかありません。
一般的には、

・トップページデザイン 5~15万円
・他ページデザイン 3~10万円
・コーディング(HTML/CSS) 3,00円〜15,000円
・サーバ設定 50,000円〜(要見積もり )

・ロゴ/バナー作成 5,000円〜100,000円

と、かなり開きがあります。加えて、営業費、ディレクション費用も加わります。

【参考】ホームページ制作の気になる料金、相場感【2014年版】
http://teamsanta.info/web/2533/

【参考】Web制作の料金相場/早見表【2013年 クラウドソーシング版】
http://www.find-job.net/startup/fee-rate-of-web-design

出てきた見積もりを見て、範囲内よりも非常に高い、あるいは非常に低い見積もりが出た時は特に確認しましょう。

実績を確認する

制作業者の実力・人材ネットワークは突然飛躍的に上がるようなものではありません。過去の作品は、やはりそれが、実力と言えるでしょう。

また、綺麗なサイトをデザインしていてもサイトを立ち上げる能力が無かったり、逆にデザインは外注(孫請け)だったりする事も珍しくありません。過去の実績を「どこから〜どこまでやったのか」を明確に確認しておきましょう。

マーケティング能力を見極める

ホームページ作成とマーケティング能力は、全く異なる部分もあり、全てを同じ業者に任せる事は難しいですが、初期の段階である程度の知識がある方が土台を築く必要があります。

重要なのは集客(広告・SEO)とアクセス解析です。特にアクセス解析は「改善施策を予め設定しておく(KPI)」上でも重要。
またSEOというと「リンクを買う」というネガティブなイメージを持っている方も少なく無いと思いますが、実際にはサイトを検索エンジンにも判りやすいようにする作業です。

SEO経験者は希少とも言えるので、できるという会社が有ったら、好ポイントかもしれません。

マーケティングに関してはサポートの責任は持たないものの、経験有り、そうしたオプションもありますという業者がより良いですね。

サーバー運用能力を見極める

サーバーは物理的な管理のみならず、データのバックアップ、ネットワーク、ドメインやメール等付帯サービスの管理、障害発生時の対応、セキュリティ面での検査等多岐に渡ります。

ホスティング事業者(サーバー運用事業者)に丸投げの場合、トラブルの対応が遅かったり、バックアップや付帯サービスの管理が別料金だったりするので注意しましょう。また、再構築、ハード変更等はとてつもなくヘビーな作業になります。

丸投げであってもホームページ作成業者が責任を持って中継していただけるか、確認しておいた方が無難です。

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